不動産市況

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地方の好調ニッチ不動産市場

 2020年の東京五輪を控え、不動産投資家の目は首都圏に集まりがちだ。対極的に地方では、2014年9月発表の基準地価で調査地点の約8割が下落しており、アベノミクスの波及効果がないと言われる。  全体で見れば首都圏・大都市以外は衰退する一方に見えるが、視点を変えれば「地方の好調不動産市場」も確実に存在する。 エリア限定で上昇傾向の中古マンション市場  山形市21.9%増。福島市16.6%増。盛岡市5 […]

住宅市況を減速させる「利上げ」もお構いなし?堅調に推移する米国不動産市況

米国経済は堅調でゆるやかな景気回復局面へ  米国不動産市況について具体的に触れる前に、まず、現時点の経済状況を見ていきたい。  2014年12月5日、ついに1ドル121円を超える円安となった。実に7年4か月ぶりの円安水準である。1ドル120円を超えて121円まで円安が進行した背景には、12月5日に発表された米国雇用統計の影響が大きい。2014年12月5日の日本経済新聞は、米雇用統計(11月)におけ […]

  • 2015.01.19

今後、時価上昇が期待できるエリアはどこか? その理由は何か?

 国土交通省が2014年11月28日に発表した地価動向報告によると、同年10月1日時点の東京圏(1都3県)の地価は全65地区で3カ月前に比べ上昇または横ばいとなり、下落がなくなった。日銀黒田総裁による金融緩和により、長らく続いたデフレーションの時代が終焉を迎え、インフレーションに突入しつつある証左といえるだろう。  安倍政権の続投により、インフレ傾向が続くと見られる中、「現在、地価が上昇中のエリア […]

国内不動産価格がリーマン前水準回復…外国人投資家が注目する理由

 不動産経済研究所『不動産経済マーケットニュース 2014年12月8日』のレポートによると、日本、特に東京都心部の不動産価格はリーマンショック前の水準近くまで回復してきている。活性化する不動産市場の中で、外国人投資家の存在感が増しているといわれるが、彼らが東京の不動産に注目する理由は何か、また、どのような物件を対象にしているかにフォーカスして解説していきたい。 海外投資家に積極的に営業をかける日本 […]

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