ミドルリスクとは? 不動産投資の「リスク」について

ミドルリスクとは? 不動産投資の「リスク」について

ミドルリスクとは? 不動産投資の「リスク」について

長期的な投資として人気の不動産投資は、投資の中でも「ミドルリスクミドルリターン」と言われています。ここで言われるミドルリスクとは、具体的にどんなことを指すのでしょうか? 不動産投資にはどんなリスクがあるのが解説します。

空室リスク

長期的なうえ安定した家賃収入は不動産投資の魅力のひとつですが、入居者が見つからず空室になってしまうと収入が得られないというリスクがあります。基本的に不動産投資はでは、ローンを組んでマンションなどを購入するため、空室になるとローンの支払い全てが、自らの持ち出しになってしまうのです。
では、どのように空室リスクを回避すれば良いのでしょうか。そのポイントのひとつは、物件の「立地」と「競争力」が重要です。
「立地」は利便性の良い物件を選ぶことが大切です。ターミナル駅へのアクセスが便利な駅で、駅から徒歩10分以内の立地ならば、今後も需要がある可能性が高いです。スーパーや病院などが近くにあれば、さらにリスクを回避できるでしょう。
「競争力」は、入居者から人気がある物件を見極める必要があります。きちんと管理され建物の外観や共有部分がキレイに保たれている物件や、駅から離れていても学校のそばなど、今後需要が見込める物件は人気が高いので、「競争力」があると言えるでしょう。

金利上昇リスク

金利が上昇しても家賃収入が増えるわけではないため、ローンの支払額が増えます。
ローンの支払い額の見直しは5年に1回行われ、支払額は1.25倍までを上限として上がる可能性があるのです。例えば、ローンの支払いが100,000円だった場合、125,000円まで上がるということです。支払額が上がったときの支払いを自分で負担するできる賃料設定であれば、リスクヘッジできると言えるでしょう。

家賃下落リスク

築年数の経過とともに家賃も下落します。空室リスクにも出てきましたが、立地と競争力がある物件であれば、家賃の下落も緩やかになります。不動産投資はやはり立地選びが大切です。

金利上昇リスク

ミドルリスクとは? 不動産投資の「リスク」について

昨今、大地震の発生リスクは避けられないリスクなのかもしれません。地震に備えて、地震に強い立地で新耐震基準の物件を選びましょう。また、複数物件を所有する場合は、1つのエリアにまとめず、エリアを分散させることで地震のリスクも分散できます。それでも気になる場合は、地震保険に入るのもおすすめです。
他の自然災害に対しても、同じことが言えます。

管理会社倒産リスク

「不動産投資は管理会社で選べ!」と言う人がいるくらい、管理会社選びは重要なことです。管理会社によって入居者募集の能力にも差がでます。
また、もしも管理会社が倒産すると、予定していた家賃が入ってこないこともあります。管理戸数やこれまでの実績などを調べ、信頼できる管理会社かどうか見極めましょう。

以上、不動産投資のリスクについてご紹介しました。これから不動産投資を始めようと検討している人は参考にしてみてください。

 

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