はじめに
一般的に投資不動産を販売する不動産営業マンのノウハウとして「勘・経験・度胸」の大事な3つがあるといわれています。しかし、投資不動産を購入するかどうかは、営業マンの熱意や勘に左右されることなく全て数字に基づいた然るべき判断基準で判断するべきです。
不動産投資で失敗する大きな原因は、「分析不足」と「知識不足」にあります。
投資を始める前に身に着けておきたい、不動産投資の基礎知識を動画で分かりやすくお伝えします。
ペイバック(PB)とは
自己資金回収年数のことです。
自己資金を何年で回収できるかをみる指標です。
PBのポイント
最近は金融機関より自己資金を多く求められることが増えてきたために自己資金比率が上がっており、それに伴ってPBが長くなる傾向にあります。
ローン比率(LTV)とは
負債比率ともいい、資産の安全性を表す指標です。
物件の価格や評価額に対する借入金の割合を示すもので、資産と負債のバランスを把握するのにも役に立ちます。
LTV=ローン残高/物件価格
Gate.では、LTVが自動計算され結果が表示されます。
価格下落に耐えられるか

10年後には、元本返済が進んでいるのでLTVは下がります。また物件の価値が上がった場合もLTVは一挙に下がります。
例)10年後、もし評価額が1,200万円ならばLTVは55%まで下がる。
LTVのポイント
購入時は借入比率と同じ数値になります。
物件価値の下がりにくい物件を選ぶことで、早くLTVを下げることが出来るようになります。LTVが100%を下回っていれば追い金なしで売却をすることが可能です。
