動画でかんたん解説!不動産投資用語 ー 空室率 ー

動画でかんたん解説!不動産投資用語 ー 空室率 ー

はじめに

一般的に投資不動産を販売する不動産営業マンのノウハウとして「勘・経験・度胸」の大事な3つがあるといわれています。しかし、投資不動産を購入するかどうかは、営業マンの熱意や勘に左右されることなく全て数字に基づいた然るべき判断基準で判断するべきです。
不動産投資で失敗する大きな原因は、「分析不足」と「知識不足」にあります。
投資を始める前に身に着けておきたい、不動産投資の基礎知識を動画で分かりやすくお伝えします。

空室損・未収損・雑収入

満室想定賃料から空室による逸失利益分を控除したものを空室損といいます。
家賃滞納は未収損として減算し、自動販売機や太陽光発電、駐車場などの収入があれば雑収入として加算します。

空室率の求め方

  1. 特定の時点での空室率(現地調査・各種データ)
    空室率=空室数÷総戸数×100
  2. 年間の稼働日に対する空室率(トラックレコードとレントロール)
    空室率=(空室数×空室期間)÷(総戸数×365日稼働期間)×100
  3. 年間の貸出総賃料に対する空室率(フリーレントや譲歩を折り込む)
    空室率=空室による未収入賃料÷年間総貸出賃料×100

ポイント

空室リスクを考慮するため、空室損を加味したうえでシミュレーションを行います。
空室率は建物の劣化年数とともに上がっていきます。もし空室率が10%を超える物件を所有している場合は売却(整理)を検討するといいでしょう。

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