【動画】アメリカの不動産業者向け情報検索サイト「homeasap」の紹介

【動画】アメリカの不動産業者向け情報検索サイト「homeasap」の紹介

第7回目となる今回は独自の集客方法で成長を続ける不動産テックhomeasapを紹介していきます。

本日はhomeasapを紹介したいと思います。
homeasapは2007年にエヌプレイという名前で起業した会社ですが、2016年にリブランディングを行っています。

Facebookアプリとの連携

homeasapの最大の特徴は、facebook上で集客を行っていることです。
集客の流れとしてはfacebookアプリを入口として不動産エージェントや物件を探し、気になる物件の詳細を確認する際にリンクしているhomeasapのホームページに飛ぶという流れになっています。
詳しくはサイトを見ながら解説を加えていきますが、homeasapのメインサイトの他に、Real Estate Agent Directoryというfacebook上で使えるアプリを提供し効率よく集客を図っています。

では実際にサイトを見ながら解説していきます。

homeasapの構成

こちらが会社のホームページになります。

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We help real estate agents …
ということで不動産エージェント向けのサービスを提供している会社ということがわかります。

またこちらにはHomeASAPの強みも掲載されています。

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既に45万人の不動産エージェントが登録していること、MLS(不動産業者だけが使える情
報共有データベース)が使えるこことで15分ごとに物件情報を自動アップデートしていること、200万の物件がすでに登録されていることなどがアピールされています。

では早速前述したfacebookアプリ、Real Estate Agent Directoryから順に見ていきたいと思います。

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まず、地域を入れますと、登録エージェント、つまりその物件周辺を取り扱うことができるエージェントのリストが出てきます。それぞれのエージェントはランキング評価等を横並びで確認することができます。

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実際に物件の取り扱いエージェントを見てみましょう。
個別のエージェントのページに行きますと、そのエージェントが手がけるその他の売り物件など、より詳しい情報が載っています。

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このエージェントが取り扱う物件をより詳しく見たいということで、地域名を入れてみますと、ここでhomeasapのページに飛びます。

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ページの構成としては物件がプロットされた地図とそのリストが出てきます。
サイトのアクセスも非常スムーズです。
homeasap上で個別物件の詳細を見てみましょう。
アイコンで物件の特徴が非常にわかりやすく表示されている他、地図と共に近隣の住民層やアメリカのサイトでよくみられる周辺学校の偏差値等も見ることができます。

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動画で物件を確認できるのも特徴的です。

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総合ソリューション企業として

homeasapのもう一つの特徴は、さまざまな不動産業者向けソリューションアプリを提供していることです。

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ここまで紹介してきた物件検索機能だけでなくSearch Alliance、すなわち不動産業者同士の情報共有アプリなどを提供しています。
それらは不動産業者にとってはZillowなどより使い勝手のいいアプリとして認知されていると思います。

集客ツールとしてのfacebookの可能性

homeasapにみられるこうしたfacebookを活用した集客は非常に効果的と言えます。日本の不動産テック分野でも今後ますます注目が集まってくるカテゴリーじゃないかなと思います。

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