4つの土地価格
日本の土地には大きく4つの公的な地価があります。具体的には次の通りです。
1. 地価公示価格(公示地価)
一般の土地取引価格の指標として、国土交通省・土地鑑定委員会が評価し、3月下旬に公示されます。比較的実勢の価格に近いと言われています。
2. 基準地価
一般の土地取引価格の指標として、各都道府県が評価し、9月頃発表されます。地価公示価格でカバーされない都市計画区域外の林地なども含みます。地価公示価格と同じように、概ね実勢に近いと言われています。
3. 路線価(相続税路線価・倍率価格・相続税評価額)
相続税、贈与税の課税額の基準として、国税庁が評価し、8月頃公表されます。地価公示価格の8割程度と言われています。
4. 固定資産税評価額
固定資産税の課税額の基準として、各自治体(市町村長)が評価し、3年毎に見直しされます。地価公示価格の7割程度と言われています。
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