若者の街であり続ける『渋谷』
エリア分析レポートでは、毎月1つの駅を取り上げ、交通アクセス、商業施設、人口など様々な視点から分析し、そのエリアの特長をレポートしていきます。Vol.1はリーウェイズのオフィスもある「渋谷」をレポートします。
『渋谷』は、「ハチ公」「スクランブル交差点」「センター街」「109」といったランドマークが多く、情報番組の街頭インタビューや、ファッション誌のストリートスナップの名所となっているなど、街全体が流行・情報を発信する、都内でも稀有なエリアです。それは、渋谷区が23区のなかで衣類・書籍・楽器の販売額がそれぞれダントツの1位であることと、関連する商業施設や企業が多いことに裏付けられます。80年代から今もなお“若者の街”の代名詞となっています。
人でごった返す渋谷駅前スクランブル交差点
人気路線の発着駅
JR山手線をはじめ、計8路線にわたってさまざまな電車が『渋谷駅』を起点に行き交っています。そのため交通の便がよく、渋谷から約10分(1駅約2分で計算)でなんと38もの駅にアクセスすることができます。東横線・井の頭線・田園都市線といった人気路線の始発駅でもあることから、それだけ周辺エリアから人が集まりやすいエリアだということがわかります。現在は2027年の完成に向け、渋谷駅を中心とした再開発が進行中で、今後はより一層便利なターミナル駅へと変身する事が予想されます。
渋谷駅からはJR線を始め、様々な電車が行き交う
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