いつ検討すべき? 住宅ローン「借り換え」のタイミング

いつ検討すべき? 住宅ローン「借り換え」のタイミング

いつ検討すべき? 住宅ローン「借り換え」のタイミング

借り換えの時期は早い方が良いとは聞くものの、どんなタイミングで借り換えるべきなのか分からないという方も多いでしょう。そこで、借り換えのタイミングや条件をご紹介します。参考にしてみてください。


借りた時よりも金利が0.3%以上下がった時に

現在の住宅ローンの事務手数料を含めても、金利が0.3%以上下がれば借り換えのメリットがあるとされています。借りたローンと同じタイプのローン金利が0.3%以上下がっている場合は検討すると良いかもしれません。


固定期間が終了する前に

借り始めてから数年間は固定で、その後は変動金利になるという住宅ローン契約の方も多いでしょう。固定期間が終了する頃に借り換えを検討しようとすると、固定期間中に金利が上昇してしまいタイミングを逃す可能性もあります。残りの固定期間が短くなってきたら、金利の動向を確認し低いのであれば借り換えを検討するのが良いと言えるでしょう。

住宅ローンも日々進化しているので、借りている住宅ローンよりも優遇幅が大きくなっていることもあります。見積もりを出してメリットがあれば、固定期間に借り換えを考えるのも良いかもしれません。


金利上昇の気配がある時に

いつ検討すべき? 住宅ローン「借り換え」のタイミング

変動金利で借り入れをしている場合、金利上昇は支払額の総額が増えるという事態につながります。金利上昇の気配があるとき、または今後の金利上昇に不安があるときは、固定金利タイプのものに借り換える方が気持ち的にも安心です。日々の金利の動向を確認しておきましょう。


転職する前に

転職を考えている人、独立を考えている人は転職をする前に一度借り換えを検討してみましょう。転職して給与は上がったとしても、住宅ローンの審査では勤続年数も審査対象となるため、最低3年程度の勤続年数が必要だと言われています。そのため、転職後にすぐに借り換えをしようと思っても審査に通らないこともあるのです。転職する前に借り換えを検討し、タイミングが良ければ借り換えるのがオススメです。

また残業代カットなど、この先の収入が下がりそうだと感じたときも借り換えの検討タイミングです。収入も審査されるポイントとなるからです。年収は前年の収入が基準となります。最新の源泉徴収票が必要となるため、10月ごろまでに借り換えの手続きをすれば間に合います。


返済が苦しいと感じた時に

収入が減ったり、支出が増えたりすることで毎月の返済が苦しくなることもあるかもしれません。そのような時は、借り換えによって返済額を減らしたり返済年数を延ばすことができれば、月々の返済額を減らすこともできます。


以上、住宅ローン借り換えを検討すべきタイミングをいくつかご紹介しました。
借り換えを視野に入れている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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