Gate. Channel 年末アンケート 不動産投資家の意識調査

Gate. Channel 年末アンケート 不動産投資家の意識調査

Gate. Channelでは、2018年12月18日から28日にかけて、不動産のオーナー・投資家(以下、不動産投資家)と不動産事業者を対象とした読者アンケートを行いました。今回は不動産投資家のご意見をご紹介します。

投資家は知識と情報を求めている

質問:不動産業者を選定するにあたって、気にするポイントを選んでください。(複数選択可)

上記の質問に対して、「不動産市場に関する知識」が84%と最も高く、「取引に必要な情報の提供」が68%で次に続きます。

この結果からは、不動産投資家は不動産業者に対して、主に不動産市場に関する知識と、取引に必要な情報を求めていることが分かります。

情報、提案力、質問への回答に不満が高い

質問:現在取引のある不動産業者に足りないと思う項目を選んで下さい。(複数選択可)

上記の質問に対して、「取引に必要な情報(取引価格の妥当性)」と「取引に必要な情報(将来の収益見通し)」が60%と最も高い結果です。また、「魅力的な提案をする力」と「質問に対する的確な回答」の不満度も高いことが読み取れます。

この結果からは、不動産投資家は、担当者の人柄や会社の実績、また不動産に関する知識に対しては、不満はほとんどないものの、情報、提案力、質問への回答には不満が高いことが分かります。

取引に必要な情報

先ほどの2つのアンケートを組み合わせることで、不動産投資家のニーズが見えてきます。

「取引に必要な情報の提供」「会社の実績」「担当の人柄」「不動産市場の知識」の4項目で比較しますと、「必要な情報の提供」だけが他の3つとは異なり、「足りないと思う」と答えた投資家が多いことが判明しました。

「不動産市場に関する知識」は、気にする比率が高い一方で、足りないと回答した比率は低く、不動産投資家のニーズが十分に満たされていることが分かります。「会社の実績」「担当者の人柄」も同様です。投資家の要求に十分に応えていることが分かります。

ところが、「取引に必要な情報の提供」については、気にすると回答した比率が高く、かつ、足りないと回答した比率も高くなっています。

この点が明らかになったことが、今回のアンケートの成果と言えます。

アンケートの重要な示唆

不動産投資家のアンケートから言えることは、担当者の人柄は差別化の要素にはならないということです。不動産市場の知識もそうです。人柄や知識については、不動産投資家は十分に満足していて、そこでの差別化は付きにくくなっています。

差別化を図るには、人柄や知識を兼ね備えたうえで、物件価格や収益見通しの「情報」を投資家に提供するのが効果的です。

不動産投資家が情報の提供を求めているにもかかわらず、不動産事業者は適切に提供できていないのが現状だからです。的確な情報を提供できる事業者や担当者が、投資家に評価されると言っても良いでしょう。

では、具体的に、的確な情報とは何か、どうすればいいのか。お客様は何を求めているのか、客様の求めているものをどう提供すればいいのか。
その全てをGate.セミナー(Gate. School)でお伝えしています。

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