「三軒茶屋」駅の賃貸市場
三軒茶屋駅周辺(徒歩15分圏内)の賃貸市場を見ていきましょう。下記の分布図は三軒茶屋駅周辺15分圏内の賃貸物件の㎡単価を築年別に表したものです。約40年前からコンスタントに供給が増えていることがわかります。
賃料相場を見てみると、23区と比較して賃料相場はやや高めです。「三軒茶屋」駅周辺や世田谷通り沿いはやや古いマンションも多いエリアですが、その魅力から賃貸ニーズが高いことが賃料相場が高い要因といえるでしょう。
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賃料単価(円/㎡) |
最頻値(円/㎡) |
築年平均(年) |
標準偏差(年) |
最頻値(年) |
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三軒茶屋 |
3,779 |
3,568 |
26 |
6 |
26 |
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23区平均 |
3,339 |
3,000 |
21 |
6 |
24 |
次に、重回帰分析から徒歩・築年・面積が賃料にどの程度影響を与えているかを見ていきましょう。下記の表は、東京23区と三軒茶屋の単身者物件の分析結果です。分析の精度をたかめるために、築10年から30年、16㎡から30㎡、かつ2階以上のデータに絞って分析しています。
徒歩・築年・面積による賃料の重回帰分析結果一覧(n=158、R2=0.64)
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a.徒歩 |
b.築年 |
c.面積 |
d.切片 |
e.標準偏差 |
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三軒茶屋 |
-702 |
-788 |
2,339 |
52,576 |
13,832 |
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23区平均 |
-460 |
-707 |
1,755 |
50,736 |
10,503 |
三軒茶屋駅の単身者物件の賃料は「d.切片」の52,575円からスタートし、徒歩1分ごとに「a.徒歩」の702円ずつ値下がり、築年数1年ごとに「b.築年」の788円ずつ値下がり、面積1㎡ごとに「c.面積」の2,339円ずつ値上がることがわかります。
この結果を23区と相対比較するために3つの指標を定義します。
1.build_rate 「b.築年/d.切片」
説明変数buildを切片dで割る。賃料に与える築年数の影響度を表す。
2.Time_rate 「a.徒歩/d.切片」
説明変数timeを切片dで割る。賃料に与える徒歩分数の影響度を表す。
3.Sddep_rate 「e.標準偏差/d.切片」
標準偏差を切片dで割る。賃料のばらつき度合いを表す。
「d.切片」に対する割合
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b.築年/d.切片 |
a.徒歩/d.切片 |
e.標準偏差/d.切片 |
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三軒茶屋 |
-1.50% |
-1.33% |
26,31% |
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23区平均 |
-1.40% |
-0.89% |
20.88% |
相対的に比較すると、「三軒茶屋」は築年数による賃料への影響が23区平均よりも高い傾向があり、賃料のばらつきを表す標準偏差はも26.31%とやや高いことがわかります。「新宿」や「渋谷」のように駅に魅力・ブランド力のある駅に多い傾向で、駅前の商業施設の開発や、2010年ぐらいから増えてきたマンション開発が影響していると考えられます。
※リーウェイズマンションDBより作成(平成26年12月現在のデータ)
※賃料単価は平均値であり、平米数を乗算した賃料が必ずしも相場と一致するものではありません。
「三軒茶屋」のエリア特性と居住者の特徴
まずは「三軒茶屋」のエリア特性から見ていきましょう。
「夜間人口=ベッドタウン性」「昼間人口=ビジネス性」「商業人口=繁華街性」の3つの割合からエリアの特性を指標化すると、三軒茶屋はややベッドタウン寄りに位置しています。繁華街というイメージが強いですが、駅から少し離れたエリアには住宅街が広がっているため、ややベッドタウン性寄りの特性が出ているようです。
居住者の世帯構成・年齢構成をみると、三軒茶屋は単身者が約6割を占めています。コンパクトマンションの多い三軒茶屋は、23区や世田谷区よりも単身者の割合は高めです。また、年齢構成を見ると、男女ともに30~40代が多く、男性比率よりも女性比率のほうが高いことがわかりま。少し大人な雰囲気の街並みであることと、賃料相場がやや高めであることが30~40代の割合が多い要因と考えられます。
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